石破茂首相の後任を選ぶ自民党総裁選が4日、都内で投開票され、高市早苗前経済安全保障担当相が第29代総裁に選出された。自民党初の女性総裁。
高市新総裁はこの日午後6時から東京・永田町の自民党本部で会見。
幹事長人事について問われると「とっても大事でございます」と笑顔できっぱり。「さっそく公明党との連立政権を組んでいく前提として政策協議もございますので。すぐにでも一緒に動かないといけない立場でございますので明日、一生懸命考えて、人事をしたいと思うのですが各党としっかりと話ができる方、そして自民党全体を見渡せる方がいいなと思います」と話した。
さらに自民派閥裏金事件に関与した、いわゆる「裏金議員」の起用について聞かれると「不記載があった議員を何かに登用したら国民の皆さんの信頼を自民党が失ってしまうのか?ということなんだろうと思うんですけど…。しかしながら、特に司法的に問題がないとか、不記載をしてしまったけれども、それでもちゃんと政倫審で説明されて、選挙で国民の代表として、特に私たち国会議員は全国民の代表ですから、それぞれの選挙区で理解を得て、議席を得られた方には働いていただかないといけない。むしろ、何もせずに本会議だけ出てる、そんな状況には今、自民党はありません。ですから、しっかりとこれまで説明責任を果たされた、しっかりと審判を受けて選挙区の方から送り出されてきた方については適材適所で仕事をしていただく」とし、「もし、どうして、その人を選んだのと、もし聞かれたら私が説明を致します。この方はこの分野に強いから働いていただきますと私が説明をいたします」ときっぱりと答えた。