◆関東大学女子駅伝(4日、千葉・印西市千葉ニュータウン周回コース=6区間34・4キロ)
全日本大学女子駅伝(10月26日、仙台市=報知新聞社後援)の関東地区選考会を兼ねて行われ、城西大が1時間51分21秒で2位に入った。5区(7.3キロ)を務めた1年生の本間香(きょう)は、これまでの区間記録(23分59秒)を28秒以上更新する23分31秒の区間新を樹立。
赤羽(あかば)周平監督も「最も力があるのは本間香」と認める存在。1区の高橋葵、2区区間新の兼子心晴、6区区間新の金子陽向の4年生三本柱と同様の信頼を本間に寄せている。
この夏チームは2回の合宿を実施。8月中旬の山形・蔵王1次合宿では距離をしっかり踏み、9月上旬の長野・菅平2次合宿では実践的なスピード練習を行った。本間は「スピードもスタミナもしっかり強化できたかなと思います」と真夏の鍛錬がこの日成果として発揮された。
山形中央時代には、山形県代表選手として3年次に都道府県対抗駅伝の1区を経験。大舞台の経験があるルーキーは「駅伝は慣れてました」ときっぱり。「チームとして高い意識で全日本の優勝に向かっている」。城西大2000年以来25年ぶりの全日本女王を目指す。