4月に右膝の手術を受けたタレントの森脇健児が4日に生放送されたTBS系「オールスター感謝祭」の恒例企画「赤坂5丁目ミニマラソン」でレース復帰した。

 23年連続の出場となる森脇は、前回のミニマラソン完走後に膝の状態が悪化。

医師の診察を受けたところ、加齢と脚の勤続疲労がたたって右の大腿骨内顆(だいたいこつないか)軟骨と内側半月板損傷の診断を受けた。4月に患部にボルトを入れ、脚の形を矯正する手術を受け翌月に退院。松葉づえでのリハビリ生活を経て、ライフワークのミニマラソンに舞い戻ってきた。

 過去最長となる4・9キロのレースとなった今回、森脇は「手術しましたから、フルモデルチェンジ。17歳のころに戻りました」と意気込み。「われわれは老化じゃないんですよ。心に火がつくと書いて心火(しんか)。ドッカーン!」と叫んだ。

 全体のスタートから5分30秒のハンデをつけて走り出したが、レース中はほとんど画面に映らず。入賞したランナーの表彰式中に駆け込むようにゴールし「甘かったね。リタイアで4周しか走ってません」と唇をかんだ。それでも、司会の今田耕司から「次は完走を」とうながされると「来年春、始まりました!」と意欲を見せていた。

 ミニマラソンは今回、パリ五輪6位入賞、9月のベルリンマラソンでも日本人過去最高タイの2位となった赤﨑暁が初参戦。ラスト1周の心臓破りの坂でaoen・雅久をかわし1位でゴールした。

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