単勝オッズ244・3倍と低評価だったブービー人気の勝利にSNSでは衝撃が広がっている。東京9Rのtvk賞(3歳上2勝クラス、芝1400メートル)を制したのは、嶋田純次騎手とコンビを組んだ16番人気のジュドー(セン5歳、美浦・手塚貴久厩舎、父モーリス)。
レース直前にミスヨコハマが出走除外となり、17頭立てとなった東京9R。スタートがひと息だったジュドーは徐々にポジションを上げて中団を追走した。内ラチ沿いに馬群が固まるなか、最後の直線は大外へ。ライバルが横一線に並ぶ大混戦だったが、残り50メートル過ぎに先頭に立つと、1馬身1/4差で突き抜けた。2着に11番人気のメイケイバートン、3着に9番人気のタイセイカレントが入り、3連単は1148万3780円の大波乱となった。
ジュドーは昨年4月に1勝クラスを突破。昇級してからは5戦使われてきたが、すべて2けた着順だった。さらに今回は3戦ぶりの芝投入で、3か月ぶりの休み明け。前走は福島のダート1700メートルで14着と大敗を喫していた。
4日に発売したWIN5が的中者なし。