来年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの井端弘和監督(50)が26日、ドジャース・大谷翔平投手(31)、エンゼルス・菊池雄星投手(34)ら都内で出場メンバー8選手を先行発表しし、菊池は初の侍ジャパン入りを果たした。
背番号17を背負う左腕は「日本代表としてWBCに出場できることを大変うれしく思います。
花巻東時代から世代を代表する投手だが、故障やメジャー挑戦のタイミングなどもあって日の丸とは縁がなく、13日には「小、中、高、大、プロと、いろんなカテゴリーで(日本)代表というのありますけれども、今までご縁がなかったですから、何とか野球人生の中で一度はという思いは、ずっと持っていた。そういうチャンスがあれば、ぜひ前のめりで、考えたいなと思います」と出場へ意欲を示していた。
花巻東高から09年ドラフト1位で西武入りした雄星は、16年に自身初の2ケタ勝利となる12勝をマーク。17年に16勝、防御率1・97で最多勝と最優秀防御率のタイトルをつかみ、19年にマリナーズ入りした。
メジャー1年目から先発ローテ入り。23年にはブルージェイズで自己最多の11勝を挙げた。これまで7年間でマリナーズ、ブルージェイズ、アストロズ、エンゼルスと4チームでプレーし、通算199登板で48勝58敗、防御率4・46をマーク。エンゼルス加入1年目だった今季は、33登板で7勝11敗、防御率3・99だった。岩手・花巻市にトレーニング施設「king of the Hill」(K.O.H)を設立するなど、トレーニングや野球の知識は球界随一。メジャーでも7シーズンを過ごしてメジャーリーガーを熟知しており、チームを引っ張る存在として期待される。
花巻東で3学年後輩の大谷とも初タッグ。13日には花巻東の佐々木監督と食事をしたことを明かした上で「そう(大谷と雄星が侍ジャパン入り)なったらいいよねって話はね、してましたし、『そうなったらチケットを用意しますよ』って話はしました。『いい席取りますよ』って言いました」とうれしそうに明かしていた。
◆侍ジャパン入りが先行発表された8選手
松井裕樹(パドレス)、伊藤大海(日本ハム)、大勢(巨人)、大谷翔平(ドジャース)、菊池雄星(エンゼルス)、種市篤暉(ロッテ)、平良海馬(西武)、石井大智(阪神)










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