JRAは1月19日、04年の桜花賞、06年のヴィクトリアマイルを勝ったダンスインザムード(牝、父サンデーサイレンス)が繋養(けいよう)先の社台ファームで死んだと発表した。25歳だった。

 同馬は1995年オークス、96年エリザベス女王杯を制したダンスパートナー、1996年に菊花賞を制したダンスインザダークの妹。03年12月に美浦・藤沢和雄厩舎からデビューし、新馬戦から無傷の4連勝で04年の桜花賞を制覇。オークス4着後にはアメリカンオークス・米G1(2着)にも挑戦した。06年には第1回ヴィクトリアマイルでG1・2勝目を挙げた後、米国に再遠征してキャッシュコールマイル招待S・G3を勝利するなど活躍した。

 同年の香港マイル(12着)を最後に現役を引退。繁殖牝馬としては11頭がデビューし、産駒はダンスファンタジアが11年のフェアリーS・G3を勝利。カイザーバルは16年の秋華賞3着など活躍した。

 社台ファーム事務局によると「2019年に繁殖を引退し2026年1月19日までのんびりと悠々自適な生活を送っていました。晩年は少し性格も穏やかだったと思いますが、放牧地に写真を撮りに入っても顔を上げたり近づいてきたりはせず、マイペースに草をはんでいるのがムードらしいといつも思っていました。25歳という年齢はまだ少し早いなという印象ですが、産まれた時から同期の仲間と一線を画したそのりんとしたオーラを崩さぬまま、天寿を全うしたと思います」とコメントを発表した。

 通算成績は25戦6勝(うち海外4戦1勝)。総獲得賞金は6億201万8700円(海外賞金を含む)。

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