◆WBC 1次ラウンドC組 台湾0―13日本=7回コールド=(6日・東京ドーム)
第6回WBCの1次ラウンドC組(R)が6日、行われ、日本は初戦で台湾と対戦。ドジャース・大谷翔平投手(31)が「1番・DH」で出場し、2回1死から先制の満塁弾を放つと、この回2度目の打席でも右前適時打で1イニングで5打点。
やっぱり侍ジャパンの主役はこの男だ。大谷の先取点となる満塁本塁打に満員に埋まった東京Dは総立ち。スターは大歓声に包まれ、一塁の侍ベンチはお祭り騒ぎだ。両軍無得点の2回1死満塁でグランドスラム。台湾の先発右腕の124キロカーブにやや体勢を崩されながらも、しっかり捉えて右翼席まで運んだ。「打った瞬間に入るなと思った。外野フライでもまず1点取ろうと思った」。ベンチに戻ると井端監督ともがっちり握手を交わした。
打線に火をつけたのは間違いなく大谷だ。
さらに2回2死一、三塁でも右前適時打を放ち、主要大会では侍ジャパン史上最多の1イニング5打点。WBC大会新となるチームの1イニング10得点につなげた。3打席でサイクル安打に三塁打を残すのみという大暴れし、「あの回につきるなというか、取った後も集中していいゲーム運びができて素晴らしいゲームだった」。13点リードの7回に代打を送られ、3安打5打点で途中交代となった。
意気揚々だった。試合開始の約3時間前。ナインとともに球場入りした際には、大谷と村上は私服で登場。大谷は23年のWBCでも着用していたBOSSの「JAPAN」などの文字が入った黒のジャケットを着用。
チームは13安打13得点で7回コールド発進。お立ち台では「素晴らしいチームと連戦が続くので早く家に帰ってたくさん寝て、明日につなげたい」とおどけてみせた。今大会は打者に専念する見込みだが、バットだけでも十分すぎる役割を果たした。(安藤 宏太)
記録メモ 大谷が2回に先制の満塁本塁打。99年のプロ参加以降で日本の主要大会(WBC、五輪、プレミア12)で満塁本塁打は24年プレミア12のベネズエラ戦で牧(D)が打って以来4人目だ。WBCに限れば13年のオランダ戦で坂本勇人(巨)以来2人目。ほかにも15年プレミア12の米国戦で松田宣浩(ソ)が打っている。また、1イニングで5打点は満塁本塁打で4打点を挙げた前記の3人らを更新し、最多。1試合5打点もWBCでは06年中国戦の西岡剛(ロ)、13年オランダ戦の長野久義(巨)、17年オランダ戦の中田翔(日)、23年韓国戦の吉田正尚(Rソックス)、イタリア戦の岡本和真(巨)と並んで最多。










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