◆第69回阪神牝馬S・G2(4月11日、阪神競馬場・芝1600メートル、1着馬にはヴィクトリアマイルの優先出走権)追い切り=4月8日、栗東トレセン

 弾むような走りが戻ってきた。第69回阪神牝馬S・G2(11日、阪神)で復活を狙うカムニャック(牝4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ブラックタイド)は坂路を単走。

余力十分にゆったりとした身のこなしで軽快に駆け上がる。最後まで楽な手応えのままで53秒8―12秒5。自然と時計は出た。

 友道調教師は「テンションを上げすぎないようにサッと。いい感じで臨めると思います」と納得の表情を浮かべる。秋華賞16着後、エリザベス女王杯という選択肢もあったが、ゲートで駐立ができないほど精神的に不安定な状態。迷わずに、放牧での立て直しを決めた。

 目標とするヴィクトリアマイル(5月17日、東京競馬場・芝1600メートル)への前哨戦だが、先週までにCWコースでの追い切りを5本。しっかりと負荷をかけても、どっしりしている点は頼もしい。「放牧に出してからは、落ち着きも戻ってきました。スムーズな競馬をしてほしい」とトレーナー。勝って、2つめのG1タイトルへ突き進む。

(山本 武志)

編集部おすすめ