第86回皐月賞・G1は4月19日、中山競馬場の芝2000メートルで行われる。

 2歳G1馬2頭を含む重賞ウィナーが勢ぞろいしたハイレベルな一戦。

ロブチェン(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ワールドプレミア)はホープフルステークスの覇者。今回と同じ舞台の2歳G1馬は18年以降で2勝(19年サートゥルナーリア、20年コントレイル)しており、昨年のクロワデュノールは2着と好走している。

 前走はスタートが速すぎたことが災い。勢いがつきすぎて序盤にいきたがったのが響いた初黒星も、直線は33秒4の末脚を使って頭、首差の3着なら悲観する結果ではない。共同通信杯からの臨戦は過去10年で4勝と結果が出ており、G1・2勝目のチャンスは十分にある。

 カヴァレリッツォ(牡3歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父サートゥルナーリア)は朝日杯フューチュリティステークスを勝って昨年の最優秀2歳牡馬に選出された。マイルG1から皐月賞という異例のローテーションとなるが、レースから逆算して栗東トレセンに帰厩し、その後は順調に調教メニューを消化。朝日杯フューチュリティステークス2着馬はファルコンステークス、5着馬は共同通信杯を勝っておりレースレベルも評価できるだけに、能力全開ならG1連勝が視界に入る。

 ゾロアストロ(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎、父モーリス)は2歳時にG3で3着、G2で2着があり、前走のきさらぎ賞が待望の重賞初制覇。使いつつ着実に良化しており、G1でも上位争いが期待できる。

 バステール(牡3歳、栗東・斎藤崇史調教師、父キタサンブラック)が制した重要トライアルの報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2は昨年の皐月賞馬(ミュージアムマイル)を輩出しており、今年も要注目。他にも共同通信杯を勝ったリアライズシリウス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ポエティックフレア)、東京スポーツ杯2歳ステークス覇者のパントルナイーフ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、父キズナ)など素質馬がそろい、激戦必至のメンバーだ。

編集部おすすめ