男女バレーボール競技の全国高校総体道予選が12日、函館で行われ、男子は札幌大谷が2年ぶり2度目、女子は旭川実が3年ぶり23度目の優勝を飾った。札幌大谷の主軸として全国切符取りに貢献したOH小西出隼翔(こにしで・はやと、1年)は、U―17世界選手権(8月、カタール)の出場が決まっている、同日本代表候補に選出されている。

札幌大谷中でも世代別代表として活躍した小西出が、高校での初優勝を更なる飛躍への足がかりとしていく。

 北海道から世界へ、小西出がその階段を着実に上ってきている。高校で初めて手にした全国大会への出場権。1年生ながら主軸として臨む舞台へ「ベスト4には入りたいので。自分がもっと成長するために何が必要なのかを毎日考えながら、しっかり練習に励みたい」。札幌大谷の歴史を塗り替える成績を出すべく、向上を図っていく。

 素質を見込まれ、道北の遠別町から札幌大谷中に来た。2年時に全国中学生選抜入りし、イタリア遠征を経験。3年になった昨年はU―16日本代表としてアジア選手権に臨み、U―17世界選手権の出場権獲得に貢献した。その際に課題に感じた「ブロックへの対応力」は、道予選決勝の酪農学園大とわの森三愛戦で改善を示した。世界選手権でも活躍が期待されるOHは「成長は少しはできたかと思います」。今は188センチの身長ともども、体も技術も進化してきている。

 高校進学時には道外の強豪校から声がかかった。その中も札幌大谷でプレーし続けることを選択した。「北海道で結果を出したいと思っていたし、このチームなら絶対に全国で上に行けると。まずはインターハイでそれを証明したい」。8月は全国高校総体終了後に世界舞台が控える多忙が予想されるが、意に介さない。最高の結果を追い求め、小西出が己により磨きをかけていく。(砂田 秀人)

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