◆サッカー北中米W杯▽1次リーグF組 日本2―2オランダ(14日、ダラス競技場)

 【ダラス(米テキサス州)14日=ペン・岩原正幸、金川誉、後藤亮太、岡島智哉、カメラ・今成良輔、山崎賢人】8大会連続8度目のW杯出場となったFIFAランク18位の日本代表は、初戦で同8位の強豪オランダ相手に驚異の粘りを見せて2―2で引き分け。貴重な勝ち点1を手にしたが、MF久保建英が左膝を痛めて途中交代するアクシデント。

次戦以降に向けて、攻撃の核として期待される久保の状態が気がかりだ。

 日本は、前半からボールを保持される厳しい展開となったがGK鈴木彩艶の好セーブもあり、0―0で折り返した。しかし、後半6分、セットプレーの流れから警戒していたオランダの長身DFファンダイクに頭で決められて先制を許した。嫌なムードが漂った日本だが、同12分、左サイドの久保建英からパスを受けた中村敬斗が、ペナルティーエリア手前の中央付近から右足で強烈なシュート。これがゴールネットを揺らして同点に追いついた。しかし、W杯準優勝3度の強豪オランダが意地を見せ、1―1の後半19分、FWシュメルビルが右サイドから切れ込み左足で逆サイドに流し込むシュートで勝ち越し点を奪った。日本はここから底力を発揮して同44分、CKからFW小川航基のヘディングシュートが、MF鎌田大地の頭に当たって同点として、終了の笛がなった。

 驚異の粘りを見せた日本代表だが、後半25分過ぎに、先発した久保が相手との接触から左膝を痛めるアクシデントが発生。久保は自ら交代をベンチに要求した。膝付近をさすりながら一度ピッチを離れ、治療を行おうとしたが、バツ印でプレー続行不可能をベンチに伝え、ピッチに倒れ込みながら無念の表情を浮かべた。後半30分に途中交代となり、足を引きずりながら、歩いてベンチに下がった。

 森保一監督は試合後の会見で、久保について「まだ詳細は、メディカルから報告は聞いてないですが、できれば軽傷であることを願ってます」と語った。

しかし、久保は取材エリアを通らず、チーム関係者は「スムーズに歩行できる状態ではない。ドクター、メディカルチェック中です」と説明した。

 日本は20日(日本時間21日)の1次L第2戦で、同45位のチュニジアとメキシコ・モンテレイで対戦する。

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