◆第74回府中牝馬S・G3(6月21日、東京競馬場・芝1800メートル)

 充実一途のルージュソリテール(牝4歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ロードカナロア)が重賞初制覇を狙う。昨年は秋華賞にも出走(8着)したが、今年に入って自己条件から再出発。

ひと叩きされた2走前のマレーシアCを好位から余裕たっぷりに抜け出して快勝し、オープン入りを決めた。前走の阪神牝馬Sは、G1馬のエンブロイダリー、カムニャックに食い下がり3着。田代助手は「頭数が落ち着いたにしても、良く頑張っていた。能力の高さを示してくれたね」とうなずく。

 この中間はひと息入れたが、リフレッシュ効果は十分だ。西塚洸二騎手が騎乗した6月10日の1週前追い切りは、栗東・CWコースでフルールドール(3歳3勝クラス)を待つような形で直線入り口から馬体を併せた。手応え良く、グイグイと加速してあっという間に2馬身半突き放す好内容で、時計も6ハロン81秒0―11秒1と上々だった。同助手も「抜群の動きだったね。心身ともに、少しずつ成長している」と目を細める内容だった。

 東京・芝1800メートルは3歳時にスイートピーSを勝ち、3走前の初音Sで2着と相性がいい。「舞台は合っているし、ここでも楽しみ」と田代助手。初タイトルをつかみ、秋へ弾みをつける。

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