落語家・笑福亭べ瓶、三遊亭志う歌、三遊亭好の助、立川小春志、春風亭昇也の1982年(昭和57年)生まれの落語家5人のユニット「昭和57年会」が6月28日に静岡、湖西市・本果寺(開演・午後2時半)、29日に名古屋・大須演芸場(午後6時半)、30日に神戸・喜楽館(午後6時半)で、落語ツアーを行うことになった。

 「昭和57年会」は2016年に同い年5人で結成されたユニット。

べ瓶(上方落語協会)、志う歌(落語協会)、好の助(五代目円楽一門会)、小春志(落語立川流)、昇也(落語芸術協会)と全員が違う団体に所属しており、芸風も違い落語界に現存する全5団体から集まった異色ユニット。東京の寄席の“余一会”でも公演を成功させるなど、実力も身につけている。

 本果寺では初、大須演芸場は昨年11月以来2度目、喜楽館は昨年12月以来3度目となる。好の助は「知名度はあまりないですが、独演会とはひと味違う、5人の雰囲気を味わって欲しい」と意気込む。「昭和57年会」の公演は事前にトリを誰が務めるか決めておらず、オープニングトークから始まり、ジャンケン大会を経て当日の出演順が決まる。サプライズもあり、ドキュメンタリー要素がてんこ盛りだ。

 大須演芸場は1960年代にオープン。幾多の経営危機を乗り越えてしぶとく存続している名古屋唯一の演芸場。喜楽館はかつて「東の浅草、西の新開地」と称された歓楽街の神戸・新開地に2018年に開館した寄席小屋だ。異色ユニットな多彩な噺を聴くにはもってこいの寄席だ。

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