マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(52)が27日、MUFGスタジアム(国立競技場)で行われたイベント「第2回 ユニクロ イチロー DREAM FIELD DAY」に参加した。1998年サッカーW杯フランス大会で日本人初得点を記録した中山雅史氏(58)、2008年北京五輪男子4×100メートルリレー銀メダリストの末続慎吾氏(46)も参加して共演した。

 イベントの中では、末続氏がイチロー氏の走りをガチンコ診断するコーナーも行われた。末続氏が独自に設けた10項目をそれぞれ10点満点で採点。末続氏は「超絶プロ目線で見ているので。60、70点いけばかなり高得点。マジで見させていただきます。オリンピックより緊張します」といいながら、目の前で走りを見せたイチロー氏の走りを診断した。結果は以下の通りだった。

 ▽スタート 5「僕ね、スタート悪いんですよ」(イチロー)

 ▽前傾姿勢 6「前傾姿勢は取れてはいるけど深くはない」(末続)

 ▽ピッチ 4「これは低いですね」(末続)、「厳しいですね」(イチロー)

 ▽ストライド 7「これは高い。ちょっとここは幅があった」(末続)

 ▽腕振り 6「肩の位置が後ろにあるのは腕振りの鉄則。ずっとキープしていて上手」(末続)

 ▽接地時間 4「あまりない。ちょっと面で捉える感じがする」(末続)

 ▽蹴り出し 6「骨盤がしっかり使えている」(末続)

 ▽フォーム 6「悪くはないけど、スピードが出るフォームではない。うまく体を使っている印象」(末続)

 ▽リラックス度 8「これは高い。

印象的だった」(末続)

 ▽伸びしろ 7「ぼく52歳だから、この項目おかしい」(イチロー)、「天才ではない。努力をしている。伸びしろはある。印象として短距離より400(メートル)とか、ロングスプリンターの方が向いている。重心が高い」(末続)

 合計得点は合格点の60点にあと1点届かない「59点」。イチロー氏は「僕の人生はちょっと足りないんです。いちいち足りないんです。(米国の)殿堂入りで(満票まで)1票足りない、(シアトルに)銅像建てたら(除幕式で)バット折れる。あり得ないことが起きる。全部足りない。こんなことあります?」と苦笑い。末続氏は「走りとしては、地区大会くらいですね。

全国レベルではない」と、スプリンター目線で言い切っていた。

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