日本サッカー協会が、2大会目の指揮となる今回の北中米W杯で契約が切れる森保一監督(57)の去就に関し、続投も選択肢の一つとしていることが28日、明らかになった。複数の関係者によると、「あらゆる選択肢を排除せず」との方針で次期候補者選定を進めていくという。

 次期日本代表監督を巡っては、〈1〉森保サッカーの踏襲を含めた日本人路線〈2〉1ステップ上を目指すために例えばアジアなどで実績を残す外国人監督の就任案〈3〉さらに上のステップを狙い世界のトップオブトップのビッグネーム招へい案と、主に3つの選択肢があるという。〈1〉が現状で最も可能性が高いとみられ、森保監督続投案やパリ大会及び、28年ロス五輪代表監督の大岩剛氏(54)も協会が高く評価しており候補に挙がる。

 選定の手順としては、強化部会、技術委員会で代表監督としての要件の検討に入る。その上で日本協会の宮本恒靖会長、山本昌邦技術委員長、会長が指名する助言人物(1人)の計3人で候補者を決め、理事会で決定する流れ。宮本会長もかねて「フラットに、オープンに考える必要がある。日本サッカーが成長し、代表チームが結果を残していくことが大事なことに変わりはない。日本人監督がやる良さもあるし、海外の人がもたらすものもあると思う。いろいろな可能性がある」と話していた。

 今大会、日本は1次リーグを1勝2分けで通過。森保監督のチームづくり、采配面を協会側は高く評価しているという。今後については当然、内容だけでなく成績など総合的な部分での判断となる。勝てば前回22年カタール大会の16強に並ぶ、29日深夜の決勝トーナメント1回戦ブラジル戦が分水嶺(れい)となる見通し。

協会も結果、内容を含めて注視していくことになる。

 さらに、通常はW杯終了後に行うとみられていた強化部会及び技術委員会も、大会中にオンラインなどで前倒し開催される可能性が浮上。慎重に、かつ適格な後任人事を進めていく。

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