病気のため29日に死去した田村康仁調教師=美浦=について、エコロアルバなどの所有馬を預ける原村正紀オーナーが、驚きを隠せない様子で取材に応じた。「本当に残念です。

急ですよね…」と言葉を絞り出すと、「先週の水曜日(24日)に、2歳馬について『これはいい。当たりだわ。ありがとうございます』と電話で話したばかりだったので」。少し声は枯れていたが、受話器越しには元気に感じたそう。それから1週間も経たないうちの突然の訃報(ふほう)に、まだ心の整理がついていないようだった。

 昨年のサウジアラビアRCをエコロアルバで制覇。朝日杯FS4着からの直行となったNHKマイルC前には指揮官が共同会見に臨み、G1制覇へ向けて意気込みを語っていた。原村氏は「馬を購入するうえでも色々と話し合ったりしましたし、本当にいつも親身になって色々と考えてくださる方だったので…。何とかエコロアルバで一緒にG1を取りたかったです。本当にすごく残念。(田村調教師の)思いも乗せて、何とか携わっていただいた馬たちに頑張ってもらいたいと心より思います。本当に感謝しかないです」とお世話になった故人を悼んだ。

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