◆第62回七夕賞・G3(7月12日、福島競馬場・芝2000メートル、ハンデ)

 七夕賞はトップハンデの見極めが馬券の成否を握る大きなファクターになるかもしれない。過去10年でトップハンデで勝ったのは2頭いるが、58キロ以上を背負った場合は連対するのもひと苦労。

今年のトップハンデは58キロで2頭が厳しいデータに立ち向かうことになった。

 まず1頭は、4歳になって充実ぶりが目立つカラマティアノス(牡4歳、美浦・奥村武厩舎、父レイデオロ)だ。今年1月の中山金杯で重賞初制覇。当時のハンデは55キロだったが、3歳時の共同通信杯で2着に好走した力量を見せつけ、続く中山記念でも57キロで2着に入った。前走のエプソムCは初めて背負った58キロで6着に敗れているが、勝ち馬トロヴァトーレから0秒3差と大きく離されたわけではない。

 もう1頭のサヴォーナ(牡6歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)は重賞勝ちこそないが、前走は脚部不安の影響で1年5か月ぶりとなった福島民報杯を58キロで完勝した。菊花賞で5着、天皇賞・春でも6着とG1戦線で上位争いに加わってきた地力でハンデを克服できるか。

 トップハンデが最後に勝ったのは2020年のクレッシェンドラヴ(57キロ)。58キロ以上で勝ったのは2006年のメイショウカイドウ(59キロ)までさかのぼる。これまでの結果からトップハンデでも57キロがギリギリセーフのラインか。58キロ以上なら馬券的に手は出しにくい。

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