NHK大阪放送局は9日、今秋スタートのNHK朝の連続テレビ小説「ブラッサム」の劇中音楽を、「現代版ジャズ・ロック」をコンセプトに、世界的に活躍する音楽ユニット「fox capture plan」(フォックス・キャプチャー・プラン)が担当すると発表した。結成15周年イヤーを迎えた3人組は、一体どんなミュージシャンなのか―。

 「fox capture plan」は“現代版ジャズロック”をコンセプトに、ジャンルの壁を軽々と飛び越えるピアノトリオ。ピアノの岸本亮、ベースのカワイヒデヒロ、ドラムの井上司の3人で2011年に結成。13年にファーストアルバム「Trinity」をリリース。

 13年のセカンドアルバム「BRIDGE」で「JAZZ JAPAN AWARD 2013アルバム・オブ・ザ・イヤー・ニュー・スター部門」と「CDショップ大賞2014ジャズ部門賞」を受賞。美しいピアノのメロディーと変拍子を取り入れたリズムで、ロック、ヒップホップ、クラブミュージックのカバーなど、これまでのジャズの既成概念にとらわれないサウンドが話題を集め、幅広い音楽ファンから支持を獲得してきた。

 スタイリッシュなサウンドで人気を集め、ドラマや映画、アニメなど、劇伴の分野にも進出。近年ではTBS系「カルテット」(17年)やフジテレビ系「コンフィデンスマンJP」「健康で文化的な最低限度の生活」(ともに18年)、日本テレビ系「ブラッシュアップライフ」、フジテレビ系「アンメット ある脳外科医の日記」、TBS系「あのクズを殴ってやりたいんだ」(ともに24年)、今年4月期のフジテレビ系「夫婦別姓刑事」や、実写版のAmazon Prime Video「【推しの子】」(24年)などドラマやアニメの劇伴も多数担当。NHKでは23年の紅白歌合戦のオープニングテーマを手がけた。

 同ユニットは、今回の抜てきに「多くの方々に愛され続けてきた朝ドラという特別な作品に携わることができ、大変光栄に思っています。主人公たちの歩む道のりに寄り添いながら、『ブラッサム』の世界を音楽で彩ります。毎朝の楽しみのひとつとなるよう、心を込めて音楽をお届けします。放送を楽しみにお待ちいただけたらうれしいです」と同局を通じコメントを寄せた。

 また村山峻平制作統括は「激動の時代を駆け抜けていく主人公・葉野珠が、前に踏み出す渾身(こんしん)の一歩を、温かみと深みのある音色とリズムが支えてくれています。その時代に流行したスウィングジャズを取り入れるような遊び心もすてきで、ドラマを見る人の背中を自然と押してくれるような、豊かな音楽世界を早くお届けしたいです」と期待した。

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