大相撲の幕内・隆の勝(湊川)が9日、愛知・あま市に宿舎を構える部屋の稽古で、名古屋場所(12日初日、IGアリーナ)へ向けて汗を流した。部屋の幕内・若ノ勝と5番連続で相撲を取り、持ち味の力強い突き押しで4勝1敗。

場所前は部屋での稽古を中心に鍛え、ここまでの調整については「いい感じできている」と振り返った。

 名古屋場所は途中休場した22年を除いて、関取になってから6場所全てで勝ち越し。24年は12勝を挙げて優勝決定戦にも進んだ。「相性がいい場所ではある。それにおごらずにしっかりと稽古もできたので、これを発揮できれば、結果につながるのではないかと思う」と笑顔で話した。

 今場所で師匠の湊川親方(元大関・貴景勝)が部屋を継承して3場所目を迎える。稽古は基礎運動から密度が濃く、力士たちはほぼ体を休めることなく動き続ける。隆の勝も稽古開始時間に合わせて稽古場に降り、若い衆に混ざって基礎運動から同じ内容をこなしてきた。「若い衆と同じ稽古をしていれば、自ずと強くなるし、弱くなることはないから、良いことだと思う」と手応えを口にした。

 また、相撲を取る稽古でも、師匠からの事細かな助言を受ける。「(助言は)わかりやすい。どうやって攻めたらいいのか、自分がどうやって負けるのか、それをさせないためのアドバイスを言ってくれるので、それを頭に入れて稽古をするだけかなと思う」と、師匠の教えを胸に土俵に上がる。

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