武豊騎手=栗東・フリー=は7月12日、1番人気のヒミノエトワール(牝4歳、栗東・宮地貴稔厩舎、父パイロ)に騎乗した函館7R・3歳上1勝クラス(ダート1700メートル)で1着になり、JRA、地方、海外を含めた通算5000勝を達成した。

 自身のオフィシャルサイトで明かした国内外の勝利数で、4998勝として迎えた今週。

11日の函館10R・HTB杯(3歳上2勝クラス、芝1200メートル)のアスクケンタッキー(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎、父グッドマジック)で逃げ切って“マジック1”とし、この日を迎えていた。

 勝ち数の内訳はJRA4669勝、地方212勝、海外119勝で、JRA生え抜きジョッキーとしては最多勝記録となっている。

 武豊騎手は1987年にデビューし、今年で40年目を迎える。ディープインパクト、オグリキャップ、キタサンブラック、サイレンススズカ、スペシャルウィーク、ドウデュースなど数々の名馬とコンビを組み、日本競馬の第一人者として活躍してきた。

 これまで数々の大記録をつくってきた。デビューから40年連続の重賞勝利。今年4月の読売マイラーズCをアドマイヤズームで制して、JRA獲得賞金は1000億円を突破。スーパークリークでG1初制覇となった1988年菊花賞は、84年のグレード制導入以降でJRA歴代最年少のG1勝利(19歳7か月23日)。今年の宝塚記念ではメイショウタバルで史上最年長G1勝利(57歳3か月)も達成した。この日の5000勝で日本が誇る歴史的名手に、また新たな勲章が加わった。

 武豊騎手(ヒミノエトワール=1着)「今週も残りが少なくなっていたので、ホッとしました。減る数字じゃないけど、早く達成したかった。

2着ばっかりでしたし、(周りが)阻止してきますよね(笑)。地方、海外も含めて色んなところで積み重ねてきた数字なので感慨深いですよね。特に海外でこんなに勝っていたのかと思うとうれしい。20歳から機会あれば海外に行ってきて、もう40年近くですからね。まだまだ(数字は)伸ばしていきたいです。函館入る前に5000勝近いと周りから聞いていて、残り5勝くらいからメディアの方から教えてもらって、函館のうちに達成しなくちゃとは思っていた。函館でメモリアルは初めてかも。(函館は)おやじのふるさとなので、それも良かったです」

編集部おすすめ