バレーボール▽男子ネーションズリーグ(NL) 1次リーグ第3週大阪大会 日本 ― イタリア(15日、Asueアリーナ大阪)

 1次L第3週の大阪大会が開幕し、無傷の8連勝で首位を走る日本はホーム初戦を迎え、昨年世界バレー覇者で今大会6位につける強豪・イタリアと激突する。

 イタリアとは通算27勝44敗。

昨秋の壮行試合は2戦2敗。公式戦では24年パリ五輪の準々決勝(2●3)以来の対戦で直近4連敗の強敵に対しての雪辱戦となる。相手のメンバーにはイタリア1部セリエAペルージャで石川祐希(ジラート)とチームメートだったセッター・ジャネッリ主将に加え、パリ五輪の日本戦でともに19得点を挙げたオポジット・ロマーノ、アウトサイドヒッター・ラビアや、ミドルブロッカー・ルッソなど世界的スター選手も多く名を連ねた。

 日本のアウトサイドヒッター・石川主将は14日の会場練習後の取材で、好調のチームについて「出た選手がしっかり準備できているので、8連勝につながっている」と、うなずいた。イタリア戦へ「(五輪の意識は)そこはない」とし、「大阪ラウンドを戦う上で、一番強い相手になると思っています。厳しい戦いにはなると思いますが、今の(チームの)状態であればいい戦いができると思います。相手よりも自分たちがやりたいバレーボールを貫いていきたい」と決意を口にした。

 第2週まで8連勝で首位を独走する日本。攻守でけん引するのがアウトサイドヒッター・高橋藍(ルブリン)だ。全8試合にフル出場し、個人成績は総得点は全体3位(159点)、サーブは2位、サーブレシーブ以外のレシーブ6位、サーブレシーブ8位、ブロック10位と複数のスタッツで上位につけ、攻守両面で秀でる持ち味をいかんなく発揮している。石川主将も「彼は今まで僕が見てきた中で一番コンディションも、パフォーマンスも高いので、非常に助けられている」と信頼を口にしていた。

 開催国と上位7チームが進む決勝大会(29日開幕、中国・寧波)に向けて、首位独走中の日本は大阪大会4戦のうち2勝すれば、ライバル国の結果にかかわらず進出が決まる。

大阪大会ではイタリア戦後、16日に世界ランク15位のカナダ、17日に同16位のベルギー、1日空いて19日に同14位のアルゼンチンと戦う。日本はイタリア戦で勢いを加速させ、決勝大会や、その後の9月のアジア選手権(福岡)での28年ロサンゼルス五輪切符取りを見据えて戦っていく。

 ◆ネーションズリーグ 1993年からのワールドグランプリに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、3組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。日本は中国、フランス、大阪で1次Lを戦い、成績上位7チームと開催国(中国・寧波)の計8チームが決勝大会に進む。日本は23年大会銅、24年大会銀を獲得している。

編集部おすすめ