12日に幕を下ろしたテニスの4大大会ウィンブルドンの車いすテニス女子シングルスを初制覇して4大大会を全て制し、女子史上2人目となるパラリンピック金メダルを含めた生涯ゴールデンスラム(GS)に輝いた上地結衣(三井住友銀行)が14日に帰国。15日に、東京・有明テニスの森公園が新たに車いすテニスNTC競技強化拠点になることを発表した日本車いすテニス協会の会見に出席し、車いすテニス男女シングルスで史上初の生涯GSを達成した国枝慎吾外部アドバイザーから花束を贈呈された。

しかし、上地は「今もまだ実感がない。皆さんからいただいているお祝いのメッセージや写真を見て、徐々に実感が湧いてくるのかな」と苦笑いだ。

 ウィンブルドン決勝は、女子史上初の生涯GSを達成した元女王のデフロート(オランダ)が相手。接戦になると思われたが、上地が1ゲームも与えずにわずか48分で完封した。

 通常、好調の時は流れを変えないため、やることは変えない。しかし、上地は第1セットを6-0で奪った後、トイレ・ブレイクを取った。「絶対に挽回してくると思った。気を引き締めるためのブレイクだった」と、その秘策を明かした。結局、そのブレイクが功を奏したのか、相手も不調のまま、上地が気を引き締めただけで1ゲームも与えなかった。

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