◆ラグビー ▽ネーションズ選手権第3戦 日本15(15―28、0ー14)42フランス(18日、MUFG国立)

 欧州と南半球の強豪国などで争う新規国際大会のネーションズ選手権が行われ、世界ランク12位の日本は、同4位のフランスに15―42で敗れた。5万2632人と満員のホーム・MUFG国立で行われた一戦を勝利で飾れず、フランスとの対戦成績は日本の1分14敗となった。

 試合後エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが会見に臨んだ。一問一答は以下の通り。

 ―前半の2トライと、後半トライができなかったことについて。

 「今日は非常に学びが多かった試合。そういった意味では素晴らしい試合になった。望むような結果ではなかったが、2つの部分で完敗してしまった。2つのエリアがこういった結果に影響を及ぼした。1つ目は6トライ中の5トライがモールから取られてしまった。あとは空中コンテストも完全に制されてしまった。我々のウィングの体格をかんがみても、しっかりと競れるようにしていかないといけないと思っている。この2つの学びが素晴らしい学びになった。けれども、選手の決意や決心、コミットメントはうれしく思うし、ハードにプレーして諦めることがなかった。

フランスもこの結果に値するような試合をしていたと思う。気持ちのこもったプレー、コミットメントを感じた。それは日本代表もそうだったと思うが,これからさらに成長を遂げたいと思います」

 ―ハイボールで良くなっている部分や、もっと良くしていきたいこと。

 「先ほど話した2つの課題もそうだし、3つ目は相手に働きかけるプレッシャーを抜いてしまうところだと思う。自らを首を絞めるシーンもあった。我々は効果的なアタックにこだわってチーム強化を図っている。そして安定してできはじめているのがディフェンスでのラインスピードを上げること。(ハイボールで良くなっていることは)イタリア戦では間違いなく勝てた。イタリア戦では日本は空中戦を制した。アイルランドではイーブン。今日の試合に関しては負けてしまったが、成長はしている」

 ―3試合で得たこと、課題。

 「今後、何に取り組むかは散々答えてきた。

同じことになるが、オーストラリア戦に向けていうと、全く違ったゲームになると思う。オーストラリア代表は新しいコーチが入ってきてどんなアタックをしてくるか不明なところがある。元々ディフェンスコーチなので、ラインスピード、ディフェンスにこだわったことをしてくるのか、彼らはイタリアとの試合があるので、それをしっかり見て検証して作戦を練りたい」

 ―大塚壮二郎のパフォーマンスについて。

 「本当に素晴らしい活躍だった。彼はまだアマチュア(大学生)にも関わらず、この3試合強烈なパフォーマンスを見せてくれた。伊藤(龍之介)も加わってくるが、このレベルでラグビーをするというのは経験が浅いにも関わらず、強烈なラインアウトのフランスに対しても、ここまでできたことは本当に素晴らしい。こういったタレントをどんどん育成して、大学の方にもハイパフォーマンスのプログラムや環境を経験させてあげることをすれば、彼らはもっと飛躍すると思う。上ノ坊(駿介)も後半から出たが、大学卒業して初年度にも関わらず10番として形が整った、選手としていいパフォーマンスを見せてくれた。彼らの成長、パフォーマンスを誇らしく思う」

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