◆米大リーグ フィリーズ5―9ドジャース(22日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が22日(日本時間23日)、敵地・フィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5点リードの9回先頭で迎えた5打席目は内角低め100マイルの初球を捉えて、センター方向に打球速度100・5マイル(約161・7キロ)、飛距離379フィート(約115・5メートル)の大飛球を放ったが、フェンス手前で失速し、中飛に倒れた。

 後半戦初アーチとなる6戦ぶり23号、そしてシチズンズバンクパークでの初アーチに期待がかかる一戦。

1打席目は初球に快音を響かせたが、一直に倒れた。1点を追う3回2死走者なしの2打席目は初球を捉え、打球速度112・2マイル(約180・6キロ)で打ち返したが、二塁ストットの好守にも阻まれ、二ゴロに倒れた。2打席連続の初球撃ち凡退となった。

 1点リードの5回1死二塁の好機では申告敬遠で一塁に歩いた。直前にラッシングが右翼線への逆転の2点適時二塁打を放った直後。ド軍ファンからはブーイングが起きた。

 “偉業”達成が目前だった。大谷はここまでメジャー通算302本塁打。全30球団が現在本拠地として使用している球場で、大谷が本塁打を打ってないのは、フィリーズのシチズンズバンクパーク、レッズのグレートアメリカンボールパークの2球場だけ。今季は9月14~17日に敵地・レッズ戦を予定している。

 不安を抱える左膝の影響で復帰が不透明となっている投手としては、試合前には7月8日以来、約2週間ぶりとなるブルペン投球で計31球を投じた。会見したロバーツ監督は「すごく大きな前進だよ。

芝生や平地でのキャッチボールももちろん大事だけど、腕自体は問題ない。重要なのは、マウンドの傾斜を使って投げること、前脚側にしっかり体重を乗せながら投げられるかという部分だからね。それが大きなテストなんだ」と話した。

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