第108回全国高校野球選手権は、全地方大会が終了し49代表校が出そろった。センバツで4強入りした強豪校が、いずれも地方大会で姿を消す波乱の展開となる中で、熱戦を勝ち抜いて甲子園への切符をつかんだ全国の注目選手を紹介する。

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 【投手】

 ▼織田翔希(横浜=3年) 神奈川大会準決勝の慶応戦で、自己最速を3キロ更新する157キロをマーク。桐光学園との決勝でも、120球を超えた9回に157キロを計測する圧倒的な投球でチームを神奈川の頂点に導いた。今秋ドラフト1位候補として目される中で臨む最後の夏に、聖地でどんな活躍を見せるのか注目が集まる。

 ▼末吉良丞(沖縄尚学=3年) 昨夏の甲子園V左腕。今夏の沖縄大会では、左肘のじん帯を負傷した影響もあり背番号「10」となったが、復帰登板となった準決勝の名護戦で6回無失点。中1日となったエナジックスポーツとの決勝戦でも9回1死から救援登板し、自己最速へ3キロと迫る147キロを計測。完全復活を遂げた。

 ▼高部陸(聖隷クリストファー=3年) 静岡大会では全6試合に登板するなどフル回転。常葉大菊川との決勝戦では、先発で自己最速タイの150キロをマークするなど5安打2失点で完投。10奪三振の力投でチームを2年連続2度目の甲子園に導いた。

 ▼平田玲翔(大分商=3年) プロ注目の最速152キロ右腕。津久見との大分大会決勝戦では5回から救援登板し、5イニングを無安打に抑える力投。

6回には150キロをマークした。視察した巨人・武田スカウトは、「ポテンシャルが素晴らしい。闘志むき出しのピッチングが魅力。まだまだ伸びしろが期待できる逸材で、非常に楽しみ」と絶賛した。

 ▼鈴木悠悟(中京=3年) プロの評価が急上昇している投打二刀流のU18代表候補右腕。投手としては最速140キロ台後半の直球にスライダー、スプリットと横と縦の変化球も操る。打者としても中軸を任され、岐阜大会決勝の大垣日大戦では「3番・投手」で先発出場。打っては先制の適時二塁打を含む3安打1打点。投げては2失点の完投で7年ぶり8度目の夏の甲子園切符をつかんだ。

 ▼龍頭汰樹(神村学園=3年) 抜群の制球力を武器に、今春のセンバツ初戦では前年王者・横浜相手に6安打完封勝利を挙げ、織田に投げ勝った。今夏の鹿児島大会決勝では鹿児島実を2安打完封に封じ、夏4連覇で春夏の甲子園出場を決めた。

 【内野手】

 ▼池田聖摩(横浜=3年) 走攻守に身体能力が高く、遊撃守備では広大な守備範囲を誇る。

投手として最速150キロを誇る強肩も魅力。

 ▼古城大翔(花巻東=3年) 名門・花巻東で1年春からベンチ入りする右のスラッガー。木製バットを操り、高校通算34本塁打。甲子園では今春のセンバツまでに4季連続で4番で先発。父は日本ハム、巨人で活躍し、今年はハヤテでヘッドコーチ兼野手総合コーチを務める茂幸氏。

 【外野手】

 ▼梶山侑孜(神村学園=3年) 競輪選手の父譲りの身体能力を誇り、今春センバツでは右翼守備で本塁へのレーザービーム返球で聖地をどよめかせた。打撃ではヒットゾーンが広く、勝負強い。

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