◆第108回全国高校野球大阪大会▽決勝 履正社16―2箕面学園(28日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 2019年に全国制覇を果たした履正社が、3年ぶり6度目となる夏の甲子園出場を決めた。箕面学園に24安打を浴びせ16得点。

春季大阪大会の優勝校が夏の大阪も制し、府内公式戦は14連勝とした。

 多田晃監督は「最後まで履正社の野球を貫いてくれた。このチームは打撃のチームなので、打って投手を助けてやろうと…。今日は最高の試合ができたと思います」と話した。

 主将の辻竜乃介(3年)は4番として今大会15打点と爆発。この日も2点を先制した直後の3回無死二、三塁で左犠飛。4回には中前適時打を放ち、2安打2打点でチームをけん引した。

 辻の祖父の哲也さん(24年死去)は中日でプレーし、父は西武・辻竜太郎2軍野手チーフコーチ(50)。史上初の「3世代プロ」を目指す主将は「前半にビッグイニングを作って、優位に持って行けた。やっと甲子園に行ける」と満面の笑みを浮かべた。

 この日は父・竜太郎さんもスタンドで観戦した。母・洋美さんも、自宅から通いの辻主将を「食育」でサポートした。

母親の作るハンバーグが大好きな辻主将は入学後に体重が5キロ増の88キロにアップ。「本当に一番に感謝するのが両親。自分の体はお母さんによって作られている。食事が勝てた要因です」と感謝した。

 父親も松商学園で1年夏、2年夏に出場した甲子園のグラウンドに立つ。「目標は圧倒的な日本一。どんな状況でも4番任されたので責任もってやっていきたい」と決意を語った。

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