米野球殿堂入りを果たした⁠アンドリュー・ジョーンズ氏、カルロス・ベルトラン氏、ジェフ・ケント氏の表彰式が26日(日本時間27日)、米ニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、昨年日本人選手で初めて米国殿堂入りしたイチロー氏を含め計60人の殿堂入りOBも祝福に駆けつけた。これで殿堂入り総数は354人となった。

 ジョーンズ氏は2013、14年に楽天でもプレー。日本でプレーした選手の殿堂入りはイチロー氏らを含め4人目となる。メジャー通算434本塁打に加え外野手として10年連続ゴールドグラブを受賞した選手として候補となり、資格9年目で殿堂入り。オランダ領キュラソー島出身者として初めての栄誉となったが、スピーチで「私の島から初めて殿堂入りを果たしたことは、信じられないほど素晴らしい。父がセンターを守っていたので、僕もセンターになりたかった。父は野球のあらゆる知識を僕に伝えてくれた。そしてボクの一番のファンである母カーメン。素晴らしい母親で僕を正しい道に育ててくれてありがとう。謙虚さを教えてくれて、人生でたくさんのことを教えてくれた」と両親への感謝の気持ちを伝えた。

 資格4年目で殿堂入りしたベルトラン氏は1998年にロイヤルズで新人王。通算435本塁打、312盗塁をマークした俊足強打の外野手で、ジョーンズ氏とは誕生日が1日違い。プエルトリコ出身では6人目となる。

同氏は「プエルトリコへ」とスペイン語で言い、ジャケットのポケットから小さなプエルトリコの国旗を取り出して空中に振り上げて感謝の意を表していた。

 時代別選考で殿堂入りしたJ・ケント氏は、ジャイアンツ時代の2000年に打率3割3分4厘、125打点をマークしてMVPを受賞した強打の二塁手。彼は「今日は私のための日ではなく、野球のための日です。私はたまたまその一部になっただけです」と謙虚な言葉でスピーチを締めくくった。

 ◆米国野球殿堂 米競技者部門は全米野球記者協会(BBWAA)に10年以上在籍する会員が成績などを考慮して投票。75%以上の得票が必要となる。選考期間は10年間で、得票率が5%に満たなければ翌年の対象から外される。会員投票と別に、選考委員が時代別に功績を残した選手らを選ぶ方式もある。メジャーで10年以上プレーし、引退から5年が経過した選手が対象。

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