バレーボール▽男子ネーションズリーグ(NL)決勝大会 〇日本3(23ー25、25ー23、25-16、25-23)1中国●(29日、中国・寧波)

 8チームで争う決勝大会初戦の準々決勝で、1次Lで男子初の全12勝で首位突破した世界ランク4位の日本は、開催国で35位の中国を敵地で3―1で逆転勝ちした。驚異の開幕13連勝で4強入りし、24年大会銀以来、2大会ぶりのメダル獲得に王手をかけた。

 第1セットはアウトサイドヒッター(OH)・石川祐希主将(ジラート)、対角にOH高橋藍(ルブリン)、セッター・深津英臣(名古屋)、対角にオポジット・西田有志(大阪B)、ミドルブロッカー(MB)・小野寺太志(サントリー)、エバデダン・ラリー(大阪B)が先発した。藍のスパイクで最初の点を奪うが、中国の大声援が響く完全アウェーの中、セット後半までリードを許す。最大6点あった差を追い上げて20―20まで粘ったが、23―25で中国に先取された。

 0―1の第2Sも中盤まで中国にリードを許したが、10―13の場面でサーブレシーブの安定感を求めてか、OHを石川から守備に定評がある富田将馬(大阪B)を投入。OH藍やMBエバデダンのスパイクで競り合いに持ち込み、19―19の場面で二枚替えで入ったオポジットの宮浦健人(名古屋)のスパイクで得点。藍が強烈にスパイクを決めて長いラリーを制すと、今度は日本がセット終盤の競り合いを制して25―23で取り返した。

 1―1の勝負の第3SはOHは石川を外して富田、MBは小野寺に代わって西本圭吾(広島)を起用。セット序盤から日本が主導権を握り、富田や西本がスパイクを決めて盛り上げた。徐々に日本らしいバレーを取り戻すと、14―7では藍がノータッチのサービスエースを決めて勢いは加速。25―16の大差で取った。

 2―1の第4Sも勢いは止まらない。第3Sと同じメンバーでスタートし、序盤リードから1点差まで詰められた後、藍が奮起。

9―8から2連続でスパイクを決めた。セット後半に18―18に再び追いつかれたが、MB西本がクイックを決める。20―20では藍がバックアタックを突き刺した。最後は富田のサービスエースで決めた。完全アウェーでも、日本は総力戦で底力を見せて勝ちきった。

 8月1日の準決勝では、24年大会の銀以来となるメダルをかけてイタリアー米国の勝者と対戦する。

 ◆ネーションズリーグ 1993年からのワールドグランプリに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、3組に分かれて3週で1次L計12試合を実施。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点成績上位7チームと開催国(中国・寧波)の計8チームが決勝大会に進出。。日本は中国、フランス、大阪で1次Lを戦い、男子初の全勝で首位突破。日本は23年大会銅、24年大会銀を獲得。

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