◆マイナビオールスターゲーム2026 全パ7―8全セ(29日・富山)

 全セの3番を張った中日・細川成也外野手が、2本塁打を含む3安打3打点の活躍。球宴3度目の出場で初めてMVPに選出された。

「信じられないですけど、こういう賞を取れてうれしい」と頬を緩めた。

 2―0の3回2死、西武・高橋光の149キロ高め直球を左中間席に運ぶ2号ソロ。2戦連発を決めた後も勢いは止まらず、6―7の6回1死一塁で迎えた第4打席では、オリックス・椋木の初球150キロをとらえ、バックスクリーンに逆転2ランを放り込んだ。中堅を守るソフトバンク・周東も思わず両手を挙げて早々に追うのを諦めた会心の一打に「(感触は)とてもよかった」と、笑顔を見せた。オールスターでの1試合2本塁打は、24年第1戦のDeNA・牧秀悟以来。球団では、93年第1戦の落合博満以来となった。

 試合前に行われた「マイナビオールスターゲーム2026 新型日産キックス ホームランダービー」では、3度目の出場で初優勝を飾った。

 現役ドラフトで23年から中日に移籍すると、一気に覚醒。4年連続2ケタアーチを記録し、竜の顔へと飛躍を遂げた。「(これまでは)テレビで見てた側だったので、この舞台で野球ができて幸せ」と喜びをかみしめた。チームは現在、最下位ながら、5位・広島に1ゲーム差に迫る。31日から始まるシーズン後半戦(対広島・マツダ)に向けて「チームも僕も、巻き返せるように頑張ります」と逆襲を誓った。

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