卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 最終日(9日、横浜BUNTAI)

 8日の男子準々決勝で、世界ランク3位で第1シード、19歳の松島輝空(そら)、同5位で昨年大会覇者の張本智和(トヨタ自動車)、篠塚大登(東都観光バス)の日本勢3人と、20歳の呉晙誠(韓国)が4強入りした。

 松島は韓国で経験豊富な張禹珍に対し、ゲームカウント1―2から挽回。

3―3の最終ゲーム(G)は4―8の劣勢から7連続得点でフルゲーム勝ちした。

 張本は世界ランク10位のA・ルブラン(フランス)と対戦し、第1Gは4度のゲームポイントをしのぎ、19―17で先取。第2Gも序盤7連続失点から粘って怒とうの9連続得点で逆転した。各ゲームは競りながらもストレートで倒した。

 松島と張本は9日の準決勝で日本勢対決することになった。ダブルエースは国際大会では張本の4勝1敗だが、1月の全日本選手権では2年連続で連覇した松島に軍配。松島は「張本選手は調子がいいと思う」と警戒しつつ「勝ちに行く」と闘志。張本も「誰が相手でも、自分のプレーができれば勝てる」と力を込める。

 パリ五輪に団体要員で初出場した篠塚は、準々決勝で同大会シングルス銅メダルのF・ルブラン(フランス)に4―2で破ってチャンピオンズで自身初の4強。準決勝では韓国の新星・呉と戦う。決勝に進めば松島と張本の勝者との自国で日本勢対決を演じることになる。

 男子の準決勝は篠塚の試合が午後1時開始予定。

その後、松島と張本の日本勢対決が組まれる。

 今大会は世界ランク1位の王楚欽(中国)、同2位のT・モーレゴード(スウェーデン)、中国2番手の同6位・林詩棟が不在。中国勢は4選手が出場し、世界ランク18位の向鵬は張本に2回戦で敗退。周啟豪は松島に初戦で屈し、陳垣宇は2回戦で張に敗れ、温瑞博は初戦敗退。いずれも2回戦までに全滅し、強国としての存在感を放てなかった。

 ◆WTTチャンピオンズ横浜 WTT(国際大会の子会社)が運営する世界ツアーで、格付けはグランドスマッシュ、ファイナルズに次ぐ3番目。男女シングルスが行われ、世界ランク上位30人と開催国1、WTT指名の1人ずつの男女各32人のみが参加。日本開催は昨年に続き2回目となり、横浜BUNTAIで4~9日まで。賞金総額は50万米ドル(約8000万円)、優勝賞金は4万米ドル(約640万円)。日本勢は男女各5選手が出場。

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