卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 第5日(8日、横浜BUNTAI)

 女子シングルス準々決勝が行われ、2024年パリ五輪銅メダルで世界ランク7位の早田ひな(日本生命)は世界4位で第2シードの蒯曼(かい・ばん、中国)に1―4で敗れ、4強入りを逃した。

 中国の左のエース・蒯とは過去1勝3敗だが、直近は2月のシンガポールスマッシュで3―2で白星を挙げていた。

だが、第1ゲーム(G)、6―6の場面でチキータをバックで返された際「思ったより回転がかかっていて、そこに気を取られてそのままレシーブミスしてしまった」。そこからサーブの選択やプレーに迷いが生じたといい「自分の中で頭がパンクしてしまった部分があった。最後の最後まで引きずってしまった」と反省を浮かべた。

 3ゲームを連取され、追い込まれた第4G。6―10とマッチポイントを握られたが、6連続得点で取り返す意地を見せ、会場を盛り上げたが、ゲームカウント1―4で敗れた。「3球目で自分が仕掛けても、それを狙い撃ちされて点数を取らてしまったり、全てを上回られたなという感覚。相手の技術や戦術が一枚も二枚も上だった。実力不足だなと思った」と、蒯との現時点での差を真摯(しんし)に受け止めた。

 パリ五輪での左腕の負傷を乗り越え、一時期は10位台となっていた世界ランクも、6月からのWTT2連勝で日本勢2番手の7位まで戻してきた。それでも「日本人の中で2番目にいる感覚はあまりない。やらなきゃいけないことがいっぱいあって、今日みたいに全然実力が足りてないなと思うことばかり」と厳しく自己分析した。

 28年ロサンゼルス五輪まで約2年。

もどかしさはあるが「パリまでの自分の感覚がいい意味で薄れてきている。結果はまだ出てないけど、違う形での成長はできているのかなと思う。ここから自分がどうなっていきたいかをもう一度、“チームひな”で話し合って、頑張っていけたら」と前を向いた。

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