欧州のサラブレッド1歳セールで超良血馬が日本人購買者によって落札された。フランスのドーヴィルで行われているアルカナ社のオーガストセール2日目(現地時間16日)に登場した、仏オークスなど6戦無敗のダイヤモンドネックレスの半弟(父シユーニ)を、日本の矢作芳人調教師(65)が100万ユーロ(約1億8500万円)で落札した。

 矢作師が落札したダイヤモンドネックレスの半弟は世界的に注目を集める優秀な血統だ。母プルデンシアは2013年の愛オークスを制した半姉のチキータ(父モンジュー)、豪州のマッキノンSでG1制覇を飾るなど世界各国で走った半姉のマジックワンド(父ガリレオ)に続き、デビューから6戦無敗でG1・4連勝中のダイヤモンドネックレス(牝3歳、エイダン・オブライエン厩舎、父セントマークスバシリカ)などの活躍馬を出している。

 米国の競馬専門メディア「サラブレッドデイリーニュース」は速報記事で「矢作氏はこの馬を、日本で活躍する有力馬のオーナーである藤田晋氏のために購入した」と、BCクラシック制覇など世界的に有名になったフォーエバーヤングでおなじみのタッグであることを紹介。さらに「シユーニはスピードのある馬を出す種牡馬ですし、この馬は日本に合うと思います。もちろん、日本にはシユーニ産駒がいませんから、ここに来て1頭買ってみようというのは大きな魅力でした。シンエンペラーのオーナー(藤田晋氏)のために購入したものです」など矢作調教師の談話も紹介している。

 近年は毎年のようにアルカナ社の1歳セールに参加している矢作調教師。4年前の2022年には凱旋門賞馬ソットサスの全弟で、のちにダービーで3着に好走するシンエンペラー(牡5歳、父シユーニ)を210万ユーロで落札している。

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