将棋の第8期清麗戦五番勝負第4局が18日、大阪・高槻市の関西将棋会館で指され、先手の挑戦者・西山朋佳女流三冠=白玲、女流名人、女流王将=が福間香奈清麗=女王、女流王位、女流王座、倉敷藤花=を131手で下し、初の清麗タイトルを獲得。自身最多タイの女流四冠に復帰した。

敗れた福間は女流五冠から女流四冠に後退した。

 午前中はじっくりした戦いに終始しつつ、終盤の積極的な寄せで勝利をたぐり寄せた。7月9日の第1局は「大きな誤算」の末に敗れたが、以降は3連勝で初戴冠。「中盤の難所で目立ったミスがなかったこと」が結果につながった。

 21、23年度に続く自身3度目の女流四冠に返り咲いた。「冠数は意識していない」としながら「タイトル獲得、防衛ということは、結果を上げられているということ。頑張った末に結果がついてくれば」と自身初の五冠以上にも意欲を見せた。

 中3日で22日に第6期白玲戦が開幕する。防衛すれば通算5期獲得で、女性初となる棋士資格(四段)の権利を獲得する。「七番勝負で(1局)4時間、3か月くらいのスパンで勝負が進行する。棋力、精神力、技術。いろんなところが問われる。

全力で挑みたい」と前を見据えた。

編集部おすすめ