新体操の世界選手権団体総合で銀メダルを獲得し、2028年ロサンゼルス五輪出場権を日本勢の第1号として得た日本代表「フェアリージャパン」(田口久乃、西本愛実、花村夏実、田中友菜、田辺観世埜、真鍋凛)らが18日、羽田空港に凱旋帰国した。

 6人は胸に銀メダルを下げて笑顔で空港に登場。

田口主将は「応援を力に変えて演技をやりきることによって勝ち取れた結果。感謝の気持ちでいっぱいです」と喜んだ。

 2028年ロサンゼルス五輪予選を兼ねて行われた今大会で2位に入り、3位までに与えられる五輪出場枠を獲得し、全競技を通じて日本勢第1号となった。2024年パリ五輪では出場さえかなわなかったものの、昨年の世界選手権で史上初の金メダルを獲得。その後、主力メンバーが引退し、平均18歳の若いチームに生まれ変わって再スタート。

 今年の国際大会ではここまで一度も表彰台に立てないなど苦悩したものの、パリ五輪を逃した悔しさを胸に秘める田口主将、西本を中心に、通し練習(2分30秒)を昨年10本だったのを毎日30本に増やすなど超ハードトレーニングで強化して成長につなげ、2大会ぶりの夢舞台への切符をたぐり寄せた。

 それでも気の緩みはない。種目別ではフープ・クラブが4位、ボールは7位にとどまりメダルを逃したように課題も残している。田口主将は「ここからのオリンピックに向けての2年は、あっという間にくる。ここから挑戦することはたくさんあると思う。挑戦者という初心の気持ちを忘れずに、常にレベルアップしていきながら2年後さらに強くなったチームでオリンピックを迎えたい」とさらなる高みを見つめる。

 今後は9月開幕の愛知・名古屋アジア大会が凱旋試合となる。

「中国などは、アジア(大会)に向けて自分たちを超す勢いでくると思うんですけど、そこで自分たちは負けることなく勝ち抜いて、今回、銀メダルという悔しい部分があるので、金メダルを取って表彰台の一番上に立てるようにしたい」と金メダルを堂々と宣言した。

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