岩田康誠騎手=栗東・フリー=が8月24日、帯広競馬場でJRAからジョッキー7人が参加した「JRAジョッキーDAY2026」のエキシビションレースで、衝撃のV。カツテンリフジ(牡5歳)で臨み、後方でモンキー乗りをした経緯などを表彰式で明かした。

 9年ぶり3度目の出場だったが、岩田康騎手は「優勝するとは思っていなかった」という。表彰式では、ばんえい十勝マスコットキャラクター、リッキーを頭に乗せて「ノリさんみたい」と屈託のない笑顔を見せていた。前日のワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)で総合優勝し、トロフィーを頭上に掲げた大ベテラン、横山典弘騎手のように、ぬいぐるみを掲げ、ファンを沸かせていた。

 エキシビションレースのソリは前にJRA騎手、後ろにサポート役のばんえい騎手が乗るのが通常だが、岩田康騎手はずっと後方でモンキー乗り。「急きょ決まった」という前代未聞のポジションについては、ゲート裏で本職の赤塚健仁騎手から「『どっちに乗ります?』と言われて…。前か後ろか」と聞かれたという。そこで、岩田康騎手は迷わず後方を選択したことを明かした。

 レースは2つ目の障害を過ぎ、赤塚健騎手が力強いフォームで追うと、グングン加速して5秒7差をつけての圧勝。今年、アスクエジンバラで参戦した日本ダービーで着た廣崎利洋オーナーの勝負服を身にまとい、1着でゴールに入ると、左手を突き出してガッツポーズ。場内は大いに盛り上がった。勝った瞬間は「大差でした。最近、勝てていないので、ここでやっとできました。

1着になってゴールした瞬間は、こうやったなというのが、よみがえってきました」と振り返っていた。

 多くのファンににサインをするなど、熱心にファンサービスに努めた岩田康騎手。この日のイベント全体について、最後に質問されると、「めちゃくちゃ忙しい。しゃべらなアカンし、行かなアカンし、階段上らないとアカンし、降りないとアカンし、しんどいねん。52歳やねん(笑)」と答えると、大爆笑がわき起こった。

 着順は以下の通り(左から着順、JRA騎手、馬名、サポートのばんえい騎手)

1着 岩田 康誠 カツテンリフジ   赤塚 健仁

2着 小沢 大仁 ジェイライフ    阿部 優哉

3着 横山 琉人 ツルイミツサクラ  西 将太

4着 小林 美駒 キタサカエヒメコ  今井 千尋

5着 佐々木大輔 アアモンドオーザン 大友 一馬

6着 荻野 琢真 オーシャンヒーロー 菊池 一樹

7着 河原田菜々 ジェイフラック   鈴木 恵介

 ※舟山瑠泉騎手、古川奈穂騎手は参加取りやめとなった。

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