◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―9巨人(27日・神宮)
巨人の鈴木大和外野手(27)がプロ初スタメンで“初もの尽くし”の一打を放った。ヤクルト戦に「8番・中堅」で出場。
電光石火の猛攻で一気に試合の主導権を握った。巨人打線が初回打者一巡10人で6安打6得点。ヤクルトの今季初先発、46歳の石川を攻めて今季15度目の初回複数得点をマークした。
先頭の浦田が右前安打で出塁すると2番・佐々木が初球を右中間適時二塁打。「打ったのはスライダー。つなぐ意識でいきました」と開始3分で先制した。3番・松本も左翼フェンス直撃適時二塁打。
雨のため試合前の野手のフリー打撃は室内練習場で行った。浦田は打撃投手にスローボールを依頼。120キロ台の石川をイメージしながら、山なりの球を引きつけて徹底的に逆方向に打ち返して準備した。その成果を開始直後の第1打席から発揮して勢いをつけた。
投手が松本健に代わった直後の初回1死二、三塁からは、プロ初スタメンの鈴木大がプロ初安打初打点となる左前2点適時打。巨人の初回6得点以上は昨年9月9日の広島戦(東京D)で6得点して以来だった。2回2死一、二塁からは「6番・三塁」で先発の坂本が中前適時打。この時点でチーム10安打となり、早くも先発野手全員安打、2ケタ安打を記録した。続く泉口も右前適時打。2回で8―1とリードを広げた。
チームは28日から甲子園で首位・阪神との直接対決3連戦。首位攻防の天王山を前に、明るい材料が多いのは収穫だ。1、2番の浦田、佐々木の俊足「俊輔コンビ」はともに3試合連続安打と好調。カード別最多の9本塁打の虎キラー・ダルベックは3戦2発7打点と調子を上げている。救援陣も連投中だった田中瑛をベンチ外としてコンディション調整に専念させ、万全の状態で阪神戦に臨める。
2勝目を目指す巨人の先発・マタは大量リードの中で6回まで2安打1失点と好投した。
7回には1死一、三塁から鈴木大が左前へはじき返し、この試合2本目の適時打をマーク。9―1と点差を広げた。
マタは7回2死から並木に安打を許したところで降板。6四死球とやや制球が乱れる場面もあったが、6回2/3を1失点の力投で2勝目を後続に託した。
2番手・泉はイニングまたぎとなった8回に1点を与えたが、最少失点で切り抜ける。9回は平内が締めて、6月2、3、4日のオリックス戦(東京D)以来、今季3度目のカード3連戦3連勝。










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