映画「八日目の蝉」や、モントリオール世界映画祭で「審査員特別賞グランプリ」を受賞した「ふしぎな岬の物語」などで知られる映画監督の成島出(なるしま・いずる)さんが24日、死去した。65歳だった。
人間の繊細な心の動きを丁寧に描き、日本映画史に残る作品を残した名監督が旅立った。成島さんは2017年、小細胞肺がんが判明し1年以上闘病。在宅医療をテーマにした21年の映画「いのちの停車場」の会見では、14年の「ふしぎな―」でもタッグを組んだ主演女優の吉永小百合(81)から「闘病中に吉永さんから、がん封じのお守りと手紙をもらって、涙が出るほどうれしかった」とエピソードを明かしていた。
山梨県生まれ。学生時代に映画監督を志し、相米慎二さんの助監督などを務めながら、森崎東さんや長谷川和彦さんに師事しシナリオ執筆を学んだ。94年に「大阪極道戦争しのいだれ」で脚本家デビュー、04年に「油断大敵」で監督デビューを果たした。
緻密(ちみつ)な構成力で、原作の流れを損なわずにエンターテインメント作品に昇華する能力は日本映画界でも随一。角田光代さんの小説を映画化した11年の「八日目の蝉」では報知映画賞作品賞など、その年の映画賞レースを総なめに。15年には、宮部みゆきさんのミステリーが原作の「ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判」で、中学生キャストの潜在能力を引き出す演出力を見せ、2回目の報知映画賞作品賞を受賞するなど高い評価を受けた。
所属事務所によると、本人の遺志によりお別れの会などは開催しない。
◆成島 出(なるしま・いずる)1961年4月16日、山梨県生まれ。大学中退後に助監督として相米慎二監督、平山秀幸監督らに師事。2004年に「油断大敵」で監督デビュー。「八日目の蝉」で日本アカデミー賞最優秀監督賞。脚本家としても08年の「クライマーズ・ハイ」などを手がけた。近年の監督作に23年の「銀河鉄道の父」、24年の「52ヘルツのクジラたち」など。

![【Amazon.co.jp限定】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 豪華版Blu-ray(描き下ろしアクリルジオラマスタンド&描き下ろしマイクロファイバーミニハンカチ&メーカー特典:谷田部透湖描き下ろしビジュアルカード(A6サイズ)付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Y3-bul73L._SL500_.jpg)
![【Amazon.co.jp限定】ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~ *Blu-ray(特典:主要キャストL判ブロマイド10枚セット *Amazon限定絵柄) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Nen9ZSvML._SL500_.jpg)




![VVS (初回盤) (BD) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51lAumaB-aL._SL500_.jpg)


