スポーツ報知評論家の高木豊氏が、自身のYouTubeで引退試合を終えた西武・栗山巧外野手について語った。

 栗山は30日、ベルーナドームで行われた楽天戦で引退試合を迎え、現役最終打席で通算2152安打を放った。

栗山は最終セレモニーで涙を流し、25年間のプロ野球人生に幕を下ろした。

 この試合を振り返り、2打席目のレフトフライに対し「これがね(打った)瞬間『あ、行ったかな』と思ったような快音を残してレフトに飛んでいくんだけども、やっぱこう40過ぎのおじさんだったね(笑い)。ちょっとボールが失速した。あれ若かったら入ってると思うけど。『ああ、そうか。やっぱり引退か』と思いながら」と笑みを浮べながら振り返った。

 さらに楽天の先発・岸孝之投手について「10年間西武で一緒に戦った仲間でね。チームメートでね。この試合のために 多分上げてきたんだと思うんだけども。本当にいろんな思いがあってね…」と話し始めると、高木氏の目がうるんだ。

 涙を拭いたあと「そんで俺、栗山との思い出っていうのはもうたくさんあって。必ず球場行ったら寄ってきて話をしてくれたりだとか。

あいさつしてくれたりだとか、ものすごく礼儀正しい子だったんだよね。若い頃もベテランになっても。必ずバッティングの話になるんだよね。これほどやっぱバッティングが好きな選手はいないだろうなっていうぐらい探求心があって。人の話に耳に傾けてくれて。すごく追求していったなっていう。それと野球に対して厳しかったね。若い子も栗山が若い頃ってやっぱその後輩とか、震え上がってたと思うよ。やっぱ妥協許さなかったし、自分も妥協するタイプじゃなかったし。だからああいう厳しさが西武の強さも作ってたと思うしね。おかわり君と一緒に。だから本当にいい先輩、いいベテランがやめていくなっていうようなね。
そんな感じがするし。思い出を語ったら本当に永遠と続くような」と語った。

 そして「すごい良い解説者にも、すごい良い指導者にもなるだろうなっていう風には思うね。あのタイプがやっぱ指導者になっていくのかなとは思うけど。男前だからすごく一般受けするよね、絶対に。だからどういう道を辿るのかわかんないけども、第2の人生も楽しみにしてます」と締めくくった。

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