歌手の二見颯一が10日、東京・浅草公会堂でソロコンサート「やまびこコンサート2026in東京」を開催した。

 約1000人の満員の観客を前に、歌手としての原点である民謡からオリジナル曲、昭和の名曲までを披露。

今回の構成について「僕が今まで歩んできた歌の歴史をお客様に感じていただきたいという思いがありました」と説明。「どうして『二見颯一』が演歌歌手、そして歌謡曲が好きになったのか、僕が10代やデビュー前に聴いていた歌たちを僕の声で届けようという流れで作らせていただきました」と思いを語った。

 9日には新曲「御茶ノ水ぐらふぃてぃー」を発売。師匠の作曲家・水森英夫氏が手がけた、どこか懐かしいフォーク調のメロディーが印象的な一曲だ。タイトルがひらがな表記となった理由については「水森英夫先生が大変な画数マニアでございまして。この画数が一番『向かうところ敵なし』の画数らしいのでつけていただきました」と明かした。

 日本大学法学部に通っていた二見にとって、御茶ノ水は思い出深い場所でもある。「隣の駅の水道橋が大学だったので、4年間そこに通っておりました。昼休みや放課後は、御茶ノ水の楽器店に行ったり、学割のきく定食屋さんに行ったりしていたので、すごく思い入れがありますし、上京してきて初めて慣れた街ですね」と振り返った。

 自身の青春と重なる新曲だけに「歌をいただいた時からすぐに、自分の頭の中にある映像や思い出が浮かんできた。今までの曲の中でも特にリアルな今の自分を表現できる歌」と自信をのぞかせた。

 浅草公会堂でのソロコンサートは今回が初。

「お客様が入ってくれて、浅草公会堂でデビュー8年目で公演ができるというのはうれしくなりました」と喜んだ。

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