NHK連続テレビ小説「風、薫る」(月~金曜、前8時)にダブル主演する女優の見上愛、上坂樹里が、このほど東京・渋谷の同局で取材会を行い、同作で共演する爆笑問題太田光について語った。

 明治時代に、まだ知られていなかった看護の世界へ飛び込んだナースの物語。

一ノ瀬りん役の見上と、大家直美役の上坂が激動の人生を演じ、25日に最終回が放送される。

 朝ドラ初出演の太田が演じるのは、長屋住まいで身寄りのない男・遠藤平蔵。共演シーンが多い上坂は、太田から撮影現場にドーナツの差し入れがあったエピソードを披露した。「ごちそうさまでした。おいしかったです」とお礼を言ったところ、太田から「俺が全部おごって差し入れしたことを、まず初めに公の場で言ってくれ」と直接クギを刺されたと明かして笑わせた。

 撮影現場での様子については「すごくおおらかで、控室でもずっとお話してくださる。優しくて心地のいい方です」と笑顔。役柄にも触れ「平蔵さんと出会ったことで、直美がしたい看護の原点に戻った」と劇中での重要性を強調した。

 見上は太田とリハーサルで初めて会ったといい「最初からテレビで見たままの太田さん。(上坂と)2人で前室にいる時に、太田さんが(NHKに)に生出演されている日があった。前室がそれを見ながら大笑いしていた」と、ヒロインの自分たちが番組でイジられていた“事件”を述懐。その上で「どんなに現場が大変な時でも明るく励ましてくださる方だった」と感謝した。

 見上は、太田と同じく朝ドラ初出演の相田翔子にも言及した。共演シーンを頭に浮かべ「すごくかわいらしくてキュートで、ものすごく品のある方」と、男爵家夫人という役柄にピッタリだったと納得。リウマチを患い在宅での闘病を望む相田の役柄に「自分自身でできることが減っていくことへの恐怖や迷いを少しずつ前向きに捉えながら、人生が豊かになって病気と一緒に生きていくにはどうしたらいいかを考える姿がリアルになった。『この人はそういうふうに生きているんだ』という説得力が、相田さんが演じたことで生まれた」と話した。

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