日本代表は22日、千葉県内で親善試合ウルグアイ戦(24日・みやぎ)など国内4連戦に向けたトレーニングを実施した。MF堂安律は、今夏サウジアラビア1部のアルイテハドから年俸約16億円とも報道されたオファーが届いたが、ドイツ1部フランクフルトに残る決断をした理由を明かした。

 「(サウジアラビアに)行ってもいないのに、めちゃくちゃ(SNSなどで)たたかれた」と苦笑いも見せた堂安。しかし「たたいている人より、僕は100倍ぐらい、自分の人生とキャリアについて考えている。僕の中では全部、整理したつもりです。あまり相談するタイプじゃないんですけど、いろんな人に聞きながら選んだ道でもあるので」と話した。

 10番を背負って出場した北中米W杯で32強で敗退後は「ちょっと頭の中でギアが入らないな、プレシーズンをやっていてもスイッチが入らないな、と思っていた中で、悩んだ時間があった」と言う。それでも「決断したあとはすっきりして、今は楽しくエネルギーがわいてきてサッカーができています」と語る通り、フランクフルトでも中心選手としてプレーしている。

 この日の練習では右シャドーの位置に入り、右ウィングバックを務めた初招集のMF松木玖生と連係を確認するシーンもあった。W杯では右ウィングバックを務め、守備に重点を置いた仕事もこなしたが「大会中は口に出さなかったですけど、葛藤はあった大会だったので。頭を整理して、今フランクフルトでもシャドーというか、中(のポジション)でのプレーしているので。非常に楽しく、生き生きとプレーできている感覚はあります」とうなずいた。

 サウジ移籍が取りざたされていた間、SNS等では「おまえが日本を背負うな」「(日本代表の)10番を背負うな」などの批判も浴びたという堂安。「全部背負ってやろうかな、と思っています。

真逆をいってやろうと」と堂安。今回の活動でも10番を背負うアタッカーは、批判をエネルギーに、再び代表の中心としてプレーする意欲を示した。

 

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