俳優の竹野内豊(55)、女優の小八重葵美(こやえ・あみ、13)が25日、宮城・仙台の電力ホールで行われたスポーツ報知特選試写会で映画「わたしの知らない子どもたち」(西川美和監督、10月16日公開)の舞台あいさつに登壇した。

 終戦直後の東京で、戦争孤児の琴子(小八重)が身を守るために少年として生きる物語。

琴子の父・孝一役を演じた竹野内は「西川監督の温かさがあって、居心地のいい現場でした。小八重さんと初めて対面した時、目がキラキラして、瞳の奥に力強さがあった。この難しい役を小八重さんがどう演じるのか楽しみでした」と撮影を振り返った。

 音楽を担当した原摩利彦氏と東北ユースオーケストラがメインテーマ「太陽と子どもたち」を生演奏。悪戦苦闘しながら撮影した日々を思い出した小八重は感極まり、大きな瞳に涙があふれた。しばらく西川監督の肩に顔を伏せてから「いろんな人が協力して音楽を作ってくれて、大勢の人に聴いてもらえた。すごくうれしいです」と声を震わせた。竹野内も「心に響くメロディー。砂漠に雨が染み渡って、世界がよみがえっていくような力が秘められている」と語った。

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