◆第77回毎日王冠・G2(10月4日、東京競馬場・芝1800メートル=1着馬に天皇賞・秋の優先出走権)

 実力馬が復権へ。昨年のクラシックを盛り上げたサトノシャイニング(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父キズナ)が、今年2戦目を迎える。

前走の中京記念で約10か月半ぶりに実戦復帰。外からしぶとく伸びて3着と力を示した。「あれだけの休養明けで、差のない競馬。ポテンシャルの高さを感じた。ジェイソン(・コレット騎手)が大事に乗ってくれたのが、必ず次につながると思う」と杉山晴調教師。復調への手応えをつかんだ一戦だった。

 昨年のきさらぎ賞で重賞初制覇に導いた西村淳也騎手とコンビが4戦ぶりに復活する。24日の栗東・CWコースの追い切りに騎乗し、単走で6ハロン82秒5―11秒2。トレーナーは「久しぶりに乗った西村も『いい馬』と。一回使ってガスが抜けて、単走とはいえ珍しくスムーズに追い切りができた」と納得の表情を浮かべた。

 昨年の皐月賞で5着、日本ダービーで4着。ハイレベルな現4歳世代で上位の力を持っているだけに、指揮官の期待も大きい。

「何とか、秋の大舞台に臨めるように、ここで結果を出してほしい」。勝って賞金を加算し、G1戦線へ舞い戻る。(山本 理貴)

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