JALにアスリート社員として入社したクレイ・アーロン・⻯波(たつなみ)が1日、都内で会見を行った。男子800メートルで日本歴代2位の1分44秒32の記録を持つ24歳は「こういう形で陸上を続けられることは当たり前ではないので、これから陸上で結果を出して貢献できるようにしたい」と抱負を語った。

 相洋高時代はインターハイを連覇し、3年時には日本選手権で高校生ながら優勝を果たした。高校卒業後は渡米し、テキサスA&M大へ進学。しかし「コロナもあって、練習環境がなかなか合わなかった」と、苦労の日々を送った。それでもペンシルベニア州立大の大学院へ進学を機に、新たなコーチの元で「これまでは有酸素の土台がなく、最後まで走りきれなかったが、週1でスピード練習を行いながら、有酸素系の距離の練習をバランス良くやることができた」と、自身にあった指導を受けたことで復調を果たした。

 JALには110メートルハードルの村竹ラシッドや女子やり投げの北口榛花らも所属しており、「陸上は世界で戦う競技で海外でレースがいっぱいある中で、こうやってJALに入社できることはうれしい。ラシッド君や北口さんのような素晴らしいアスリートが周りにいることに刺激を受けながら、自分も頑張りたい」と語った。今後への目標については「来年は北京世界選手権、ロサンゼルス五輪が2028年にある。そういう世界の舞台で800メートルの日本代表として競技をしていきたい」と言葉に力を込めた。

編集部おすすめ