◆キリン杯▽決勝 日本2―1ニュージーランド(5日・MUFG国立)

 日本代表は、今活動の4連勝(うち1試合はPK勝ち)とキリン杯優勝を目指し、ニュージーランド代表と対戦。2―1で勝利し、15年ぶりにキリン杯を制した。

アジア杯優勝を目指す日本にとっては仮想オーストラリアとなる相手に4バック(DF鈴木淳、中野、伊藤、瀬古)の布陣で挑んだ。元日本代表FWで2002年日韓W杯に出場した鈴木隆行氏が試合を振り返った。

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 「日本は終始、主導権を握っていた。(先制弾をアシストした)右SBの中野だけでなく、サイドで攻撃に参加した選手の動きやコンビネーション、個人の突破など全てが良かった。後半途中から慣れている3バックに変えたが、主導権を握っていたため、4バックでも3バックでも大きな違いは感じず。3バックで戦った北中米W杯、強い相手には(両ウィングが後退し)5バックのような形になってしまい、攻撃に厚みをもたらせなかった悔しい経験がある。W杯の優勝を目指すなら4バックで強豪国の攻撃を受け止め、中盤や前線の選手の人数を増やし攻撃できる形を数多く作り出す戦い方ができるかが北中米W杯で得た優勝するためのヒントだろう。

 先制点を決めたFW上田は結果も出しているし、ずっと調子の良さを維持している。オランダからよりレベルの高いフランスに移籍しても結果を出し続けているので、自信を持ってプレーできているのだろう。

 W杯では個のレベルアップという課題も浮き彫りになった。ただ、今回4試合で質の高さを見せたのはW杯での主力メンバーだった。新しい戦力が大きな存在感を見せられなかったのも事実。

既存の選手たちのポジションを脅かす選手が出てくればチーム力は確実に上がる。多くの若いの選手が海外の厳しい環境で腕を磨いて、代表に還元してほしい」(元日本代表FW)

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