◆キリン杯 日本0ー0(PK5ー4)エクアドル(1日・日産スタジアム)

 日本代表(FIFAランク17位)が、エクアドル代表(同25位)と0―0で前後半を終え、PK戦を5―4で制した。北中米W杯32強同士の対決は90分で決着がつかず。

突入したPK戦で日本は全員が決め、GK鈴木彩艶(24)=アストンビラ=が相手3番手を止めた。日本のPK戦勝利は2011年アジア杯準決勝・韓国戦(2―2、PK3―0)以来、15年ぶりだった。

 PKはもちろん、試合中のキックでも観客を沸かせた。今季から移籍したイングランドでGK鈴木彩艶のロングックが注目されているが、この試合でも鈴木彩がボールを遠く蹴る度に歓声が沸いた。本人も周囲からの期待を感じていたようで「観客の皆さん、ファンの皆さんも(自分のキックから)チャンスが生まれると認識してくれることで、僕としてはやりやすい雰囲気で出来ている」と感謝した。

 武器のキックが目を引くが、鈴木彩はあくまでも守護神としての精神を貫く。周囲からのロングフィードの期待に対する重圧について「そこまで自分からやろう、やろうみたいな感覚はない。相手の動きを見ながら空いているところを見つけよう、と。もちろんゲームの中で自分のキックを発揮出来ない場面があっても別に何とも思っていない」と語ると「今日の試合もキックに目が行きがちだが、ゴールを守ることが常に僕の中で一番の優先順位。そこを発揮出来たのは良かった」と無失点で終えたことを誇った。

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