◆関西学生野球秋季リーグ戦 ▽第5節3回戦 関大5―4近大(6日・ほっともっとフィールド神戸)

 関大が2勝1敗で近大を破り、勝ち点4。春秋連覇に向けてさらに前進した。

近大は勝ち点を落とし、優勝の可能性が消滅した。

   ※   ※   ※

 来秋ドラフトの目玉候補、関大の左腕・百合沢飛(たか、3年=開星)が快投した。2点差に迫られた5回1死一、二塁のピンチ。今秋のドラフト上位候補の米沢友翔(4年=金沢)からマウンドを譲り受けると、後続を一飛、遊ゴロに封じた。190センチの長身を生かした角度のある直球を武器に7回まで打者9人に1安打無失点投球。「ピンチになって行くんだなと、気持ちの準備もしっかりできたし、初球の入りも良かった」と話した。

 小田洋一監督は「相手に流れが行きかけたところを、百合沢が流れを切ってくれた。いい働きをしてくれました」と称賛した。

 春は先発で活躍も、立ち上がりで四球から崩れるケースも多く、秋は第2節からリリーフに転向した。「監督さんから『リリーフでは流れを変えるピッチングをしてこい』と言われているので、気合が入るというか、気持ちの入れ方がうまくなった」と百合沢。「体力に自信があるので、(先発と違って)マックスで行き続けても大丈夫だと思った」。球場のスピードガンでは153キロを計測。

チームのガンでは155キロをたたき出した。「びっくりしたけれど、手応えはありました」と笑った。

 高校時代は最速143キロも、大学でさらに成長を遂げた。今季は5勝負けなし。防御率0・81と抜群の安定感を誇る。「球速は速くても打たれることもある。球速よりも球質にこだわって、分かっていても打たれない真っすぐを投げたい」と意気込んだ。

編集部おすすめ