目指すのは姉の背中。アインザッツ(牡2歳、美浦・宮田敬介厩舎、父ルーラーシップ)が、10月11日の東京・芝2000メートルでデビューする。

半姉には23年のエリザベス女王杯など重賞2勝のブレイディヴェーグ。姉も管理した宮田調教師は「ブレイディの下で血統的に期待している。スタイリッシュで顔なんかも姉にすごく似ている」と笑みを浮かべた。

 母インナーアージも芝の中距離でオープンまで出世した。叔母に15年のオークスと秋華賞を勝ったミッキークイーンもいる優秀な牝系だ。5月1日とやや遅生まれ。「デビュー前の姉と比べると背中が長くて、筋肉が付ききっていない」と要求が高くなるのも、期待の裏返しでもある。

 柔らかいフォームで走れるのが血統の良さ。9月30日の1週前追い切りでは、アートバーゼル(3歳1勝クラス)と併せて5ハロン67秒4―11秒5。馬なりで併入し、余裕のある動きを披露した。「奥手そうな芝の中距離型だけど、動きは良かった。これから良くなってきそう。

着実に整ってきた」とトレーナーはうなずいた。先週の新馬戦を圧勝した、同厩舎のヴァルカモニカと同様に注目の初陣だ。

編集部おすすめ