◆第49回ナナカマド賞・BG3(10月11日、帯広競馬場・ダート200メートル、馬場水分1・2%)

 2歳世代最初の重賞が行われ、単勝1・8倍で1番人気のクリスタルザイオン(牡2歳、ばんえい・西弘美厩舎、父スピードフジ)が、力強い走りで後続を振り切って重賞初勝利となった。これで同馬は通算7戦4勝。

西弘美調教師は当レース初勝利。西謙一騎手はホクセイポルシェで制した2023年以来、3年ぶり2度目の制覇となった。勝ちタイムは1分50秒0。

 8番人気のアオニシキ(菊池一樹騎手)が2着。2番人気のフジノモンスター(島津新騎手)が3着に続いた。

 西謙一騎手(クリスタルザイオン=1着)「(重賞を)取れてひとまずホッとしています。兄のクリスタルコルドに似て、普段はやる気がないように見えますが、レースでは一生懸命走ります。レースでは馬場が重かったので、そこだけを気をつけました。周りに合わせずに自分のペースで行き、わりと心臓が強いので、障害後も止まることはないだろうと思っていました。兄が取れなかったこのレースを取ることができました(クリスタルコルドは2021年に4着)。まだ兄の域には達していないですが、これから期待したいです」

 西弘美調教師(クリスタルザイオン=1着)「大変うれしいです。子馬の時に見た際、長年の勘で良い馬だと思いました。

当時は兄のクリスタルコルドよりも小柄な馬でした。ここまで順調に育ってくれていて、すごく聞き分けの良い馬です。調教も覚えが良く、とても楽です。状態もだいぶ充実していて、青雲賞の時よりも良かったかなと思います。この馬の良さは、若馬らしく行く気が十分なところだと思います。今日のレースは良い流れでスタートしましたが、障害では後ろからだったので、どうかなと思いながら見ていました。最後の直線はしっかりと止まらずに歩いてくれて良かったです。騎手がいつもトレーニングをしているので、馬のことは分かっていると思います。このまま育っていって、兄のように活躍してくれることを期待しています。また、頑張りますので、応援よろしくお願いします」

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