◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ドジャース―ブルワーズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が15日(日本時間16日)、0勝3敗で王手をかけられて迎えたナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦の本拠地・ブルワーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2打席目に、116打席ぶりのアーチとなる今ポストシーズン1号本塁打を放った。1―0とリードした2回2死一、二塁の2打席目に昨季途中までドジャースで同僚だった右腕のメイから3ランを放った。

 大谷が崖っぷちに立たされたポストシーズン8戦目で、ようやくアーチを描いた。1―0で迎えた2回2死一、二塁の2打席目。カウント1―1からの3球目だった。内角低めの95・1マイル(約153・0キロ)のカットボールを捉えると、打球速度113・1マイル(約182・0キロ)、飛距離428フィート(約130メートル)、打球角度34度の完璧な打球は右翼席に消えていった。圧巻の当たりに大谷は両手を挙げて喜び、三塁ベンチを見て絶叫。本拠地もあふれんばかりの歓声に包まれた。

 地区シリーズでの4試合は13打数2安打の打率1割5分4厘で長打と打点は0。リーグ優勝決定シリーズも前日14日(同15日)の第3戦までは9打数2安打に沈み、試合前の時点でポストシーズンは22打数4安打の打率1割8分2厘で、長打と打点はともになかった。

 試合中の生インタビューでブルワーズのマーフィー監督は「大谷との勝負で成功を収めてきたが、あのスイングによって今後の対策は変わるか?」との質問に「素晴らしいスイングだった。どのコースに投げていたか正確には見ていないが、大谷にはそれだけの能力がある。それは我々も分かっていたが。引き続き彼に対しては最善を尽くすだけだ」と厳しい表情で応対していた。

編集部おすすめ